まさにセネガルのアリー＆トゥマニ！ 西アフリカ音楽の魅力を幅広く紹介するリラクセイション・ミュージック！
西アフリカの国セネガルに生まれたマリック・パテ・ソウ（ホドゥ、ギター）とバオ・シソコ（コラ）は、それぞれフラニ、マンディンカという別々の部族の音楽家。そのふたりがベルギーのブリュッセルで出会い、それぞれの文化を尊重した伝統音楽作品を作り出した。ここではセネガルやマンディンカに伝わるお話や教訓などを、マリックによるギターやホドゥ、そしてバオによるコラの演奏をバックに、柔らかなヴォーカルを交えて聴かせる。アフリカに依然として残る女子割礼の習慣の撤廃を訴えた曲や、マリ音楽を世界に紹介した偉大な音楽家アリー・ファルカ・トゥーレをトリビュートしたインストゥルメンタル・ナンバーなどを、リラクセイション感覚溢れるサウンドで楽しませてくれる。まさにセネガルの〈アリー＆トゥマニ〉といった内容だ！
西アフリカ出身の二人の音楽家マリック・パテ・ソウとバオ・シソコによるコラボレーション。フラニ語でホドゥ(Hoddu)と呼ばれる弦楽器(ンゴーニと同じ楽器)やギター、そしてヴォーカルを担当するマリック・パテ・ソウはフラニ系セネガル人。彼は演奏家でもありますが、楽器職人でもあります。そんな彼の出自であるフラニ人の音楽や文化をヨーロッパに暮らす人々に紹介することを生業としてきました。一方バオ・シソコはかつて繁栄を極めたマリ帝国の末裔のマンディンカ人で、さらにグリオーと呼ばれる世襲性の伝統芸能ファミリーの出身。そしてグリオーを象徴する弦楽器として知られるコラを中心にその文化を継承してきました。そんな二人がタッグを組んで繰り広げるのは、フラニとマンディンカそれぞれの文化を伝統色豊かなサウンドと歌詞で聴かせるという画期的なコラボレーションです。ここではセネガルやマンディンカに伝わるお話や教訓などを、柔らかな歌声を持つマリックによるギターやホドゥの弾き語りとバオによるコラで聴かせます。
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