2021年12月18日、イエズス会司祭で哲学者であり、プラハカレル大学神学部学部長を務めたルートヴィヒ(ルドヴィーク)・アルムブルスター氏が93歳で逝去されました。日本とヨーロッパの大学で長きにわたり教鞭をとったアルムブルスター氏は、学生にヨーロッパやアジアの哲学や宗教の世界を紹介し、相互の文化理解に大きく貢献されました。
ルートヴィヒ・アルムブルスター氏のキャリアは第二の故郷となった日本と密接に結びついています。1950年代、ローマの教皇庁立グレゴリアン大学で哲学の免許を取得した後、宣教のため日本を訪れました。日本で日本語と英語を学んだ後、上智大学哲学部にて博士号を取得しました。
1961年に日本へ戻ったアルムブルスター氏は、上智大学哲学部講師となり、助教授を経て教授を務めました(1969-1999年)。ここで彼は、ドイツ観念論、現象学、実存主義を中心に、ヨーロッパの文化や近代ヨーロッパの思想を日本の学生に紹介しました。
(お墓の場所セクター5,お墓23-0025Členové řádu Tovaryšstva Ježíšova od sv. Ignáce、Z。ミレル画家の裏)
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