チェコの情報

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Borek SIPEK(ボジェック・シーペック)、ハヴェル大統領の友達とプラハ城の建築家、デザイナー

ボジェック・シーペック(1949〜2016)は、現代プラハ発のデザインを語るとき、なくてはならないアーティストのひとりです。もともと、建築家としてキャリアを積んだ彼が、建物の内装やインテリア、照明器具、ガラス工芸、食器類など、建築物に収まる様々なものへと興味の対象を広げていったのは、自然の成り行きだったのかもしれません。その後元チェコ大統領・ハヴェル氏の絶大なる信頼を得、プラハ城の改装責任者を務めたことで、チェコ・デザイン史に不動の地位を築きます。
作家プロフィール
Borek Sipek(ボジェック・シーペック)

1949年チェコプラハ生まれ。
プラハ芸術・造形学校のインテリアデザイン科を卒業後、ドイツ ハンブルグ大学で建築学を、またシュツットガルト大学で哲学を学ぶ。
1977年ドイツ ハノーバー大学 工業デザイン研究所の助教授に就任すると同時に、オランダ デレフト技術大学でも「建築学記号論の関係」に関する研究も行う。
1983年ハンブルグにある実姉の居宅をデザイン、その年の「ドイツ建築大賞」に選ばれ、国際的な評価をうける。オランダ アムステルダムに「建築・デザイン スタジオ」を開設。 
1993年、作品「絵画とデザインの応用」で、「Prince Bernhard 基金賞」を受賞、その副賞として受け取った5万ドルの賞金を、故国チェコの政府迎賓館(プラハ城)の改装資金に寄付。プラハ城改装責任デザイナーに就任。

日本では、東京銀座「小松ストアー」ファサード・デザイン、ガラスアート分野では、今上天皇陛下チェコ共和国ご訪問の際、大統領からの贈り物として、彼の作品が贈られたことで、この分野でもチェコを代表する作家の一人として認知されている。

最近では、2007年3月オリエンタルホテル広島23階 レストラン・ムーングローの天井装飾(インテリアデザイナー 内田 繁氏とのコラボレーション)、六本木東京ミッドタウン内「Shu Sanctuary」(植村 秀氏プロデュースの美容と健康・文化のサロン)のハマムのインテリアデザインなどを手掛けている。
時空をこえたオプティミスト 建築家 Borek Sipek の軌跡と作品展

Studio Sipek Japan Office 

プラハ城の近く(総理大臣官邸の隣)歩道橋。デザインは面白いですけど雨・雪の時に非常に渡りにくいです!

プラハ城の第二中庭



プラハ旧市街、Staromestska(地下鉄A線スタロムニェストスカー駅の隣)
シーペック氏の作品販売代理店

プラハ8区、Palmovka(パルモフカ、地下鉄B線下車近く)シーぺっく氏の建築(Slunecni vez、スルネチュニー・ヴェジュ)サン・タワービル

シーペックガラスオンラインショップ
プラハ3区[http://www.hroby-slavnych.cz/sipek--borek:title=オルシャニ](Olsany)墓地のお墓:

Šípek making installation with Havel's quotes for Prague airport

Dvur umeni(ドヴール・ウムニェニー、芸術家の庭)カフェ:カレル橋のそば静かなオアシス
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